高知県香美市香北町大束

2018年03月10


日本の滝百選に戻る

Road Map :R195の香北地区から久保川沿いの林道を北上する。
Route Map:滝見遊歩道があったが、一部崩壊していた。
日本の滝百選』 目的は大荒の滝であったが、別に2つの滝を見ることが出来た。
香美市のHPから
二匹の龍が大竜巻に乗って舞い降りたという伝説を今に残す「大荒の滝」の周辺には、手つかずの豊かな自然が残されており、轟音をあげて落下する40m余りの滝は、雨の多い季節には大瀑布となって迫力を増します。近くの遊歩道を散歩すれば、春は若葉、夏には涼、秋には紅葉を楽しみながらの森林浴として最適です。滝の少し下流を対岸に渡って、林道を2km上がっていくと周囲の景勝を一望する絶景が広がっています。
大荒の滝、つららの滝、岩屋の滝
帰り道の序に寄った滝とは言え、昨日の雨で充分な水量の良い滝を見ることが出来たが、陽の高い内に来たかった。
今回の四国遠征
  轟九十九滝室戸岬龍河洞 → 大荒の滝 → 轟の滝
大荒の滝 (落差40m)
目的は轟の滝への再訪であったが,轟の滝の近くに大荒の滝があることを知り、道順から先に寄ってみることにした。 ”大荒の滝”以外にもつららの滝、岩屋の滝があり、儲けた感じとなった。
おおあれのたき
つららの滝(25m)
  岩屋の滝(25m)
GPSの軌跡は渓谷の電波反射で乱れてしまったので手書きとした。
林道に流れ落ちる2つ目の無名滝。この他にも無名滝が多くあった。
林道走行中に見られた林道に流れ落ちる無名滝。
第2駐車場に車を停める。 トイレもあって公園として良く整備されていた。
遅い時間になってしまったが、15時56分に遊歩道に入る。
道標がしっかり立っていたが、知らない滝名が2つも出て来た。
さて、どちらに向けて歩けば良いのやら。
遊歩道の形を保っていたのは入口だけで、荒れたガラ場となっていた。
沢に下りて行くと前方に大きな滝が見えて来た。 あれが ”つららの滝”の様だった。
支流からの滝なので、普段は滝水が殆ど流れていないらし落差25mの直瀑である
”つららの滝”は、昨日の雨でそこそこの水量があった。
樹木が邪魔しているが、コバルトブルーの滝壺を見ることが出来た。陽が陰ってしまったのが残念であるが、陽光が射していればもっと
綺麗だったのだろう。
本流(久保川)の渓流には小さな滝が出来ていた。
滝見橋が出て来て、橋を左岸に渡る。
2つの前衛の滝を従え、奥に ”大荒の滝”が見えて来た。
この無名滝も滝壺が綺麗だった。
左岸を登って行く途中で前衛の無名滝に寄って行く。
ひと登りすると滝見東屋があった。
元々は整備された遊歩道があったのだろうが、今は荒れた登山道になってしまっている。
落差40mの直瀑である ”大荒の滝”に着く。 水量が多く見応えがあった。
右岸の遊歩道は2本あり、登りは沢沿いの道を通ったが、下りは山側の道を通った。
下りは山側の道を利用したが、そのまま下り続けると530mで ”岩屋の滝”に着く
らしいが ”岩屋の滝”へは車で行くことにする。
本流の無名滝。
遊歩道を下り続けるより、こちらから登った方が滝へは380mも近い。
車で ”岩屋の滝”への登り口に移動する。
16時44分に整備された遊歩道を登り始める。
近い距離に滝見橋が出て来て、大きな滝が見えだした。
”岩屋の滝”の下流部も見事な流れを見せていた。
”岩屋の滝”は2段瀑とも3段瀑とも見て取れる。
落差25mの2段瀑として見た ”岩屋の滝”は1段目、2段目にも
綺麗な滝壺を有する好きなタイプの滝であった。
夕暮れが近くなり、大急ぎで ”轟の滝”へ移動する。
大荒の滝散策時間:45分
岩屋の滝散策時間:13分